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歯についてしまったタバコのヤニの落とし方

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歯についてしまったタバコのヤニの落とし方

歯についてしまったタバコのヤニの落とし方

2024/03/22

日常的にタバコを吸っている方の中には「歯がヤニで黄色くなった…。」と悩んでる方も多いのではないでしょうか?タバコのヤニは普段の歯磨きだけでは除去するのが難しく、なんとか歯を白くきれいにしたいと考える方も多いです。 そこで今回は、歯に付着してしまったタバコのヤニを落とす方法や、日常からできる対策について紹介します。

タバコを吸うと歯が黄ばむのはなぜ?

唾液には、歯の表面を薄くコーティングするための「ぺリクル」という成分が含まれているので、普段は飲食することによる歯への刺激から、歯を守ってくれます。しかし、ぺリクルはタバコに含まれているタールという成分と結びついてしまう特性ももっているのです。

「タール」は、タバコに含まれる数多くの成分の中でも、歯の黄ばみの原因といわれています。

タバコを吸うと口の中全体に煙が行き渡り、歯の表面についたタールがペリクルと結びつくことで歯が着色してしまいます。少量であれば、正しい歯磨きをこまめに行うことで除去することができるでしょう。しかし、日々タバコを吸い続けることでタールとペリクルが何層にも積み重なれば、簡単に除去するのは不可能です。

歯についたヤニを落とす方法

〇歯科医院でクリーニング(PMTC)をする

歯についてしまったヤニを除去する方法のひとつに、歯科医院でのクリーニングがあります。PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)とも呼ばれ、歯科医や歯科衛生士が専用の器具を使用して汚れを除去します。

PMTCは、ゴム製のチップと研磨剤入りの歯磨き粉を用いて、歯の表面を磨いていきます。

ヤニ除去のクリーニングとしてはもちろんですが、虫歯や歯周病の予防にもつながるため、定期的に行うことで口腔内を清潔に保つことができます。

歯科医院や歯の状態にもよりますが、1時間程度の施術なので、歯の黄ばみが気になりだしたら定期的に通院すると良いでしょう。また、虫歯や歯周病治療などで、すでに通っている歯科医院があれば、PMTCが可能か確認してみることをお勧めします。

 

〇ホワイトニングをする

タバコのヤニを落とすには、ホワイトニングを行うという選択もあります。専用の薬剤を使用して、歯を白くする治療方法です。

歯を削る必要がなく、負担も少ないため、歯の着色汚れに悩む多くの人が利用しています。

ホワイトニングには、歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」と、自宅で行う「ホームホワイトニング」があります。

 

・オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングとは、歯科医院に来院して行うホワイトニングのことを言います。歯の汚れを除去したあと、専用のホワイトニング剤を歯の表面に塗り、光を当てることで歯についた色素を分解していきます。この工程を希望の白さに合わせて1~3回程度繰り返し行います。

即効性はありますが、歯の色も戻りやすいという傾向があるため、定期的に通いながらホワイトニングすることをおすすめします。

注意点として、オフィスホワイトニングの後は、1日~2日タバコを控えた方が良いでしょう。

 

・ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、その名のとおり自宅で行うホワイトニングです。それぞれの歯に合わせて作ったマウスピースにホワイトニング剤を塗布して、自宅で2~3時間装着することで効果が現れます。オフィスホワイトニングに比べると、歯科医院に通う頻度は少なく済みます。

ホワイトニングのメーカーにもよりますが、終了後約6時間はタバコを吸わないほうが良いでしょう。

 

〇ヤニ取り効果のある歯磨き粉を使用

クリーニングやホワイトニングのほかに、普段の歯磨きで除去していく方法もあります。市販の歯磨き粉の中には、タバコのヤニを除去できるものもあるので積極的に使いましょう。

定期的に歯医者へ通ったり、長時間マウスピースを着用したりすることが難しいという方に、おすすめの方法です。

普段からできる歯の黄ばみ対策

〇ヤニ取りパイプを使用する

タバコを吸った後にフィルターをよく見てみると、黄色く変色していることがあります。タバコについているフィルターだけでは、タールの侵入を防ぎきることができません。

そこで、タバコのフィルターにヤニ取りパイプを装着します。タバコの不純物がフィルターに溜まる仕組みになっているため、口腔内に入るタールの量を減らすことが可能です。日常的にヤニ取りパイプを使用することで、歯に付着するヤニの量を抑えることにつながるでしょう。

 

〇歯を傷つけない

タバコのヤニを歯につけないためには、歯を傷つけないように気をつけることも重要です。なぜなら、歯に細かい傷やへこみがあると、そこに汚れがたまりやすくなってしまうからです。

ヤニなどによる歯の着色汚れを取るために、歯の消しゴムなども販売されていますが、頻繁に使うことや、強くこすることは避けましょう。歯の消しゴムの使用方法を間違えてしまうと、歯のエナメル質を傷つけ、かえって汚れやすくしてしまうこともあります。

また、普段の歯磨きのときも、力を入れすぎないよう注意しましょう。とくに研磨剤が多く含まれている歯磨き粉を使い続けると、歯を傷つきける原因になってしまいます。使用方法をしっかり理解したうえで、利用するようにしましょう。

 

〇加熱式のタバコを使う

歯にヤニがつくのを防ぐためには、加熱式のタバコを使うのもおすすめです。加熱式のタバコは、通常の燃焼式タバコよりもタールの発生量が少ないため、歯の黄ばみを抑えることができます。

ただしタールの含有量は完全にゼロではないため、多少の黄ばみの発生リスクはあります。また商品によってはニコチンが含まれている場合があるので、健康にまったく害がないというわけではありません。

加熱式タバコで歯のヤニを防げたとしても、虫歯や歯周病リスクを高めてしまうおそれもあります。くれぐれも吸い過ぎには注意しましょう。

 

〇普段からセルフケアする

普段からセルフケアすることで歯の黄ばみを抑えることができます。喫煙後はすぐに歯を磨いたり、ホワイトニングを定期的に行ったりすることが重要です。

喫煙後すぐに歯磨きをすることでヤニの付着を防げます。水で口をゆすぐだけでもある程度の効果が期待できるので、歯磨きが難しいという場合は取り入れてみてください。

またホワイトニングはタバコ以外にも、食事やコーヒーなどによる黄ばみも落とすことができます。ただし、歯の白さをキープさせるには定期的なメンテナンスが必要です。

オフィスホワイトニングであれば3~6か月、ホームホワイトニングであれば2年から3年のペースで歯科医院に通うのが理想的でしょう。

 

〇歯科医院に定期的に通う

歯の黄ばみを防ぐためには、歯科医院に定期的に通うことをおすすめします。タバコのヤニでできた黄ばみ以外にも、歯磨きでは落としきれない歯垢や歯石を落とすことができます。

歯垢や歯石を除去すると、口臭の予防・改善にもつながります。さらに虫歯や歯周病の原因である菌の増殖を抑えられるため、歯の健康を保つうえでも大切です。

また、歯科衛生士から適切な歯の磨き方も教えてもらえるので、口内を清潔に保つ意識を高めることができます。

まとめ

タバコのヤニで歯が黄色くなる理由やケアの方法について紹介しました。普段から頻繁にタバコを吸うという人は、どうしても歯のヤニが気になってしまうでしょう。だからといって、タバコを控えることだけが、黄ばみ対策になるわけではありません。歯の黄ばみはタバコだけでなく、コーヒーやお茶による色素沈着によっても起こってしまいます。

ついてしまったヤニには、歯のクリーニングやホワイトニング、ポリリン酸ナトリウムなどが配合されている歯磨き粉で対応しましょう。また、普段から汚れがつかないように予防することも重要です。

セルフホワイトニングをご検討中という方は、大阪・天六にあります当店にぜひ一度お立ち寄りくださいませ。

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