歯についた茶色い線の原因とは?
2024/09/20
歯に茶色い線が!その原因とは
歯についた茶色い線の原因は、大きく分けて2つあると考えられます。1つが歯の着色汚れ、もう1つが初期の虫歯です。
〇着色汚れ
歯の表面の溝や歯の隙間などに汚れや色素がたまってしまうことで、茶色い線になることがあります。
特にコーヒーや紅茶、お茶、チョコレート、赤ワインなどは着色汚れが起きやすく、習慣的に口にする方は特に注意が必要です。また、タバコを吸うと、タバコのタール(ヤニ)が歯に付着して色素沈着を起こしやすくなってしまいます。
着色汚れは、付着してすぐであれば歯磨きで落とすことができますが、放置してしまうと茶色い線として歯に残ることがあります。
〇初期の虫歯
初期の虫歯の場合も、茶色い線が歯に出ることがあります。
特に歯の溝というのは磨き残しが起きやすく、虫歯になりやすいです。しっかり磨いているのにも関わらず、なかなか茶色い線が改善しないなら初期の虫歯かもしれません。
ただし、歯に付着した茶色い線が虫歯なのか、それとも着色汚れなのかは自己判断が難しいので、歯科医院に行って判断してもらいましょう。
歯に付着した茶色い線を消す方法
〖着色汚れの場合〗
着色汚れの場合、原因を改善せずに放っておくと、どんどん茶色い線が目立ってきてしまうので、早めに対策をしていきましょう。汚れを除去する方法には、自分でやる方法と、歯科医院に通う方法があります。
・自力でどうにかしたい場合
磨き残しがないように、歯を丁寧に磨いていきましょう。ただし、力の入れ過ぎで、歯のエナメル質を傷つけないように注意しながら磨くことが大切です。ポリリン酸ナトリウムなどが含まれているホワイトニング用の歯磨き粉を使うと、着色汚れを落とす効果が期待できます。
また、電動歯ブラシを使うこともおすすめです。電動歯ブラシを使う際は、歯を傷つけてしまわないように研磨剤が入っていないジェルタイプの歯磨き粉を選ぶと良いでしょう。
・歯科医院に通う場合
歯科医院に通って、専用の機器などで歯のクリーニングをすると、着色汚れをきれいに落とせます。
また、ホワイトニングをするというのも1つの方法です。ホワイトニングでは、着色汚れを落とせるだけでなく、全体的に歯を白くすることができます。
ホワイトニングの中でも種類があり、かかる費用や期待できる効果はそれぞれなので、ぜひ自分に合った方法を選びましょう。
〖虫歯だった場合〗
歯の着色汚れの原因が初期の虫歯だった場合、歯科医院で治療をしましょう。虫歯は進行することはあっても、自然と治ることはありません。早期の治療が大事です。「虫歯かも・・・」と思ったら、まずは歯科医院に行き、判断してもらうことが大切です。
歯に茶色い線が付かないようにするには?
〇こまめにうがいをする
食べ物や飲み物などに含まれる色素が歯に付着してしまうと、なかなかとれません。着色汚れの予防は、色素が歯に定着してしまう前にしっかりと落とすことが大切です。
こまめにうがいをすると、ある程度色素が沈着することを防ぐことができます。食事の後はもちろん、コーヒーや紅茶、お茶などを飲んだ後も意識的にうがいするようおすすめします。
〇自分に合った歯磨きの方法を身につける
磨き残しを防ぐために、自分の歯並びやお口の状況に合ったオーラルケアの方法を身につけていきましょう。
特に、歯と歯の間や歯の溝、歯と歯茎の境目などは磨き残しが多いです。自分に合った歯磨きの方法やケアグッズなどを使用して、普段の歯磨きからしっかりと汚れを落とすようにしましょう。
〇予防歯科を受ける
定期的に歯科医院に通うこともおすすめです。着色汚れが起きやすい方もいるので、歯科医院で定期的に歯の状態を診てもらい、クリーニングなどをしてもらいましょう。
歯の状態を見て適切な治療をしてもらえるので、虫歯や歯周病などの早期発見がしやすいというメリットもあります。
まとめ
歯に茶色い線があると、人目を気にしてしまい思いきり笑えなかったりします。原因は着色汚れのほか、虫歯の可能性もあるので、歯科医院などで診てもらうと良いでしょう。
着色汚れの場合は、クリーニングやホワイトニング用歯磨き粉の使用で、歯本来の白さに近づけることもできます。早めに改善し、気持ちの良い毎日を取り戻しましょう。
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