ホワイトニングをした後、歯は色戻りするのか?
2023/11/24
ホワイトニングは色戻りするのか?
〇ホワイトニングは色戻りする
残念ながらホワイトニングは一生もつものではないため、時間の経過とともに色が戻りはじめてしまいます。
さらに、タバコを吸う方や、コーヒーやワインなどが好きという方は、歯にヤニや着色汚れがつきやすくなるため、通常よりも早く色戻りを起こしてしまうでしょう。
〇どれくらいで色戻りするのか
ホワイトニングは時間が経過すれば色戻りが起きてしまうとはいえ、施術後すぐに色戻りするというわけはありません。色が戻ったと感じるようになるのは、歯の白さに目が慣れることによって、そう感じてしまうケースも多いようです。
色戻りのだいたいの目安としては、以下のとおりです。
・オフィスホワイトニング:3~6か月程度
・ホームホワイトニング:6~12か月程度
ただし、日常生活からの心がけで色戻りを防ぎ、ホワイトニングの効果を持続させることも可能です。
次の章では、ホワイトニング後の色戻りを事前に防ぐ対策を紹介していきます。どれも簡単にできるものばかりですので、ぜひ試してみてください。
ホワイトニング後、色戻りを防ぐ方法
〇口をゆすぐ
歯の黄ばみや着色汚れは、歯に着色したステインが原因のひとつに挙げられます。ステインは、食べ物や飲み物に含まれているポリフェノールなどが唾液中のタンパク質と結合したものです。
濃い色の食べ物(醤油、ソース、カレーライスなど)や、飲み物(赤ワイン、コーヒー、紅茶など)を摂取すると、歯にステインが付着しやすくなります。
可能であれば、ステインが付着しやすい食べ物や飲み物を控えた方がホワイトニングの効果は持続しやすいのですが、身近な食材に関しては控えることが難しいという場合もありますよね。
もし、ステインが付着しやすい食べ物や飲み物を口にした場合は、直後に口をゆすぐといいでしょう。口をゆすぐことで、歯の着色汚れを予防することにつながります。
〇定期検診を受ける
歯医者さんに定期的に通えるという方は、定期検診の際に歯のクリーニングもしてもらうことをおすすめします。付着して間もない着色汚れであれば、簡単に落とすことができます。
ちなみに、定期検診を受けることで虫歯や歯周病の予防にもつながるため、お口全体の健康も維持できます。歯周病は糖尿病や脳卒中、脳梗塞などの病気リスクを高める恐れがあるため、定期検診を受けて早めの対策をとることは体の健康を守るためにも重要です。
定期検診は年3~4回ほどの通院で、1回あたり2,000円~3,000円の費用がかかります。仕事が忙しい方にとっては時間の捻出が難しいかもしれませんが、ホワイトニング効果と歯の健康を維持するために、ぜひ定期検診を受けてみることをおすすめします。
〇ホワイトニング用の歯磨き粉を使用する
色戻りを防ぐために自宅でできる簡単な対策としては、ホワイトニング用の歯磨き粉を使う方法があります。
毎日の歯磨きをホワイトニング用の歯磨き粉に変えるだけで、歯の着色汚れを防ぐ効果が期待できるでしょう。
ホワイトニング用の歯磨き粉はドラッグストアなどでも購入できるので、気軽に行えるのも嬉しいポイントです。価格も使い心地もさまざまですので、自分に合った歯磨き粉を探してみてください。
〇ホワイトニングも定期的に
ホワイトニング直後の白さをキープしたいという方は、ホワイトニングを定期的に受けるのもおすすめです。追加で行われるホワイトニングは「タッチアップ」とも呼ばれ、通常のホワイトニングよりも低価格で施術してくれるというところもあります。
また、ホワイトニングを行っている歯医者さんの中には、色戻りを防ぐための特別メニューや、効果を高めてくれるクリーニングなどを実施していることもありますので、事前にメニューを調べたり、カウンセリングで質問をしたりするといいでしょう。
まとめ
ホワイトニングの効果は一生続くというものではないため、時間の経過や生活習慣によって色戻りが起きてしまうことがあります。とはいえ、すぐに色が戻るわけではなく、半年から1年ほどで効果が落ちはじめたと感じる方が多いでしょう。
色戻りを防ぐためには、色の濃い食べ物や飲み物を口にしたときに口をゆすいだり、ホワイトニング用の歯磨き粉を使用したりするなど、日常生活の中で気をつけることが可能です。
しかし、ホワイトニング直後の輝きを取り戻すためには、タッチアップで定期的なホワイトニングを行う方法がより効果的です。
歯が白くなると顔周りを明るく見せてくれるだけでなく、心も明るく前向きな気分になります。
ぜひこの記事を参考にして、自分に合ったホワイトニング方法を探してみてください。
セルフホワイトニングをご検討中の方は、大阪・天六にあります当店にぜひ一度お立ち寄りくださいませ。