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気になる口臭の改善方法と予防策

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気になる口臭の改善方法と予防策

気になる口臭の改善方法と予防策

2023/10/27

口臭を指摘されて、または自分で気になってなんとかしたいと悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。きちんと歯磨きしているはずなのに臭う場合、どう対策したら良いのか悩みますよね。本記事では口臭の原因と改善するためにできること、また予防法について紹介します。

口臭の種類・原因

①生理的口臭

朝起きた時や空腹時など、生理的なもの、また一時的に臭うものを生理的口臭といいます。

口臭は唾液の分泌量と関わりがあり、唾液の分泌量が減ると臭いやすいという傾向にあります。唾液の分泌量が減少して口の中が乾燥することで、自浄作用が低下し雑菌が増えてしまうからです。

起床時や空腹時は唾液の分泌量が減少してしまうため、生理的口臭が起きやすくなるのです。

 

②病的口臭

病気が原因で発生する口臭もあります。呼吸器系や消化器系、糖尿病、肝臓疾患などの病気が原因になることもありますが、ほとんどの場合、歯科領域の病気が原因です。

主な原因には例えば以下のようなものがあります。

舌苔(ぜったい)

舌が白っぽくなっている場合、舌苔による口臭の可能性が高いと思われます。舌に汚れが付着し、細菌が溜まってしまうことで口臭が引き起こされます。

歯周病

歯茎が炎症を起こす歯周病もまた口臭の原因となります。歯周病の要因となるのは歯垢や歯石ですが、それらに含まれる細菌が、強い臭いのガスを作り出し、口臭を発生させます。

膿栓(のうせん)

扁桃の穴に発生する白い小さな塊で化膿物の一種です。食べ物のカスや細菌の死骸などが原因で、強い臭いを発生させます。

 

③心理的口臭

強いストレスを感じてしまうと、自律神経の乱れにより唾液の分泌が減少し、それが口臭の原因となることがあります。

 

④飲食物による口臭

強い香りの食べ物や飲み物を摂取することで、口臭が起きることもあります。ニオイ成分が体内に吸収され、肺を通して鼻や口などから排出されることによって臭うのです。

口臭の原因となる代表的な飲食物には、にんにくやニラ、アルコール、コーヒーなどがあります。

口臭が気になった時の改善策

〇歯磨きを徹底する

歯磨きがきちんとされていないと、口臭が発生しやすくなります。

歯ブラシだけではなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯と歯の間、歯と歯茎の間、奥歯なども磨き残しのないようにするのが大切です。そうすることで雑菌の繁殖を防げます。

デンタルフロスや歯間ブラシを毎回使うのが面倒に感じる方は、1日1回は使用することをお勧めします。

 

〇舌苔を取り除く

歯ブラシや専用の舌ブラシを使って舌苔を除去しましょう。このとき、強くこすってしまうと舌の粘膜を傷つけるおそれがあります。力を入れずに1日1回を目安に舌のお手入れを行いましょう。

 

〇口の中の清潔を保つ

食後は、食べかすや歯垢を洗い流すとともに除菌もできるマウスウォッシュやデンタルリンスを活用するのがおすすめです。口の中がネバネバするときや、就寝前に利用するのも良いでしょう。

ただし、商品によってはアルコール成分が強すぎるものがあり、口の中の乾燥を招いてしまうリスクがあるので注意しましょう。

 

〇口臭対策用のアイテムを活用する

口臭対策として、マウススプレー、口臭予防のタブレット、サプリなどが市販であるので、活用してみると良いでしょう。日頃から携帯しておいて、人に会う前や食後などのタイミングに使うと便利です。

 

〇歯科医や口腔外科に相談する

自分でできる対策を試しても改善しない場合は、歯科医や口腔外科の受診を検討しましょう。

口臭測定器で、原因となる細菌の種類を特定してもらうことができるので、根本からの改善が目指せます。虫歯や歯周病が原因なら適切な治療を行い、歯垢が原因なら歯磨きなどの口腔内清掃の適切な指導を受けることで口臭改善が期待できます。

歯科医や口腔外科を受診する際は、いつ頃から口臭が気になり始めたのか、気になるようになったきっかけはあるのか、と尋ねられることが多いです。そのときの状況を思い返し、メモ書きしておくと診察がスムーズです。

根本から改善!口臭を予防する方法

〇鼻呼吸を心がける

口呼吸だと口の中が乾燥することにより口臭が起きやすくなるので、鼻呼吸を意識するようにしましょう。

 

〇口のなかのうるおいを保つ

口のなかを乾燥させないよう心がけることで、口臭予防につながります。こまめに水分を摂って、雑菌の繁殖を防ぎましょう。

また、定期的にうがいをするのも効果的です。以下の4つの方法を試してみてください。

1.口に水を含み、ブクブクとうがいする。このときに、唇と歯、頬と歯の間にもしっかりと水を行き渡らせる。

2.舌を上あごに付けて、ゴシゴシと前後にすり合わせて舌前方の汚れを取る。

3.目線を斜め45度に上げ、ガラガラうがいをして舌中央の汚れを取る。

4.上向きで「アー」「オー」と声を出しつつうがいをする。声を出すことによって喉が広がるので、喉の奥の食べかすなどを除去しやすくなる。

各15秒間、食後や朝起きた時、就寝前に行うことをおすすめします。

 

〇唾液を増やす工夫をする

口の中が乾くという場合は、ガムを噛んだり、固い食べ物を食べて咀嚼回数を増やすなどして、唾液腺を刺激しましょう。

また、唾液腺マッサージを行って唾液の分泌を促すのも効果的です。3つの部位別に唾液腺マッサージのやり方をご紹介します。

耳下腺(じかせん)マッサージ

耳の手前付近にある唾液腺「耳下腺」を刺激するマッサージです。両頬の耳下腺部分に指を2~3本当てて、クルクルと円を描くようにしてやさしく刺激してみましょう。(10回程度)

顎下腺(がっかせん)マッサージ

あごのラインの内側にある唾液腺「顎下腺」を刺激するマッサージです。顎下腺に沿って耳の下からあご先に向かって指先で軽く押して刺激します。(各5回ずつ)

舌下腺(ぜっかせん)マッサージ

下あごの先端のくぼみ部分にある唾液腺「舌下腺」を刺激します。両手の親指をくぼみ部分に当てて、ゆっくりと押します。(10回程度)

 

〇食生活を整える

胃腸が荒れてしまうと口臭が出やすいので、食生活も気をつけることが大切です。ヨーグルトなどの発酵食品を積極的に摂り、腸内環境を整えましょう。

また、デートや商談など人と会う際は、口臭の原因となるにんにくやニラ、お酒、コーヒー、タバコを避けることがポイントです。

口臭予防として、口腔内の細菌を減らすのに効果的とされる緑茶やキシリトールガムを活用するのも一定の効果が期待できます。

口臭の改善にはホワイトニングもおすすめ

口臭の改善にはホワイトニングが良いと聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。ホワイトニングをするにあたり、まずは歯のクリーニングを行って、歯石や歯垢を取り除きます。

その結果、口臭の原因となる細菌の繁殖を抑えることができますし、歯周病や虫歯の予防・対策にも役立つため、口臭予防にもつながります。

ただし、ホワイトニング自体に口臭予防の効果は期待できないので注意しましょう。

とはいえ、定期的にホワイトニングをすることで、ホワイトニングの薬剤による汚れの再付着を防ぐ効果が期待できます。また、清潔感のあるきれいな見た目を維持でき、口臭予防にもなります。

まとめ

口臭の原因はさまざまですが、口の中を清潔に保つこと、口の中の乾燥を防ぐことで予防が可能です。また、食べ物や飲み物に気をつけるのもおすすめです。

口臭でお悩みなら、本記事で紹介した改善方法を参考に対策をしてみてはいかがでしょうか。

また、気軽に始められるセルフホワイトニングをご検討中の方は、大阪・天六にあります当店にぜひ一度お立ち寄りくださいませ。

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